2015年6月9日 福島県立福島高校リベラルゼミ(ガチリンSEASON2)

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福島高校リベラルゼミ(進路指導室主催)に参上の機会を今年もいただき、代表の石橋が参上しました。2013年、14年に続き三回目。会場の視聴覚室には一年生を中心に約90名。最前列にはガチリン常連の二年生の面々が陣取っています。

会場の皆さんは真摯な姿勢。途中うなずいたり、顔を横に振ったり・・「考える顔」がいっぱい。グループダイアログも、その後の発表も積極的に展開されました。

最後は、月一ペースで継続している「ガチ輪読会」(通称”ガチリン”)運営メンバー(だから最前列にいた!)による「参加説明」(ガチリンは生徒主導で運営されています)。「参加希望の人は収束後前に名前の記載を」の言葉とともに出現する行列(あっという間に40人近くと聞きました)。

今回もたくさんの気付きの時間を共有することができました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

以下、感想のごく一部をご紹介します。
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◆「なんで何も教えてくれないの?」と考えていたが、「自分から情報を取りに行かなきゃ。なら、やろう」と考えた。

◆難しそうなことは誰かに任せてしまえばよいと考えていた。でも、このままではいつか騙されそうだと思った。思考停止に陥らないために自分の意見を持つようにしたい。

◆これまで、一人では何も変わらないと思っていたが、他の人も引き込んで一緒に行動したいと考えた。私は、人間性を高め、周りの人々に信頼されるようになりたい。

◆とても楽しいお話をありがとうございました。なんかモノスゴク胸に響き、穴をあけられたような感じがしました。

◆原発事故についてほとんど何も知らなかった。自分には関係ない者だと思っていた。世界からの視点にショックを受けた。まず知らなければならない。何があったのか、どうなったのか、自分は日本はどう考えていて世界はどうなのか。。まず現状を知ることから始めたい。

◆何も考えていなかった。プラグを抜くかな~?

◆福島の状態について、誰かがやってくれると思ってたが、自分でやらなければならないと考えている。

◆復興について、自分では何もできないと思っていたが、何かできることはないか、できることを探す。

◆復興について、いつか役に立てるといいなと思っていたが、今は高校生でも一役買うことができるんだと考えている。

◆原発に限らず、国の仕組みが重いのではないかと考えていたが、自分が動いて変えられるかもしれないと考えた。自分より下の世代にバカにされないように、いろんな人の情報を集めて、自分で考えて行動したい。

◆自分には限界があると思っていたが、可能性は底知れないものだと考えた。

◆原発事故について、事故後の対応に問題があった単純なものだと思っていたが、事故前からの大きな原因が社会全体ともかかわっていたのだと思った。私は自分の考えを持つ努力をしたい。

◆自分を変えることにワクワクを感じ、自分を変えられるように成長したい。

◆原発事故について早く忘れたいと思っていた。今は目をそむけてはいけないなと考えている。

◆これまでは疑問を放ったらかしにし、表面的なことを信じていた。でも根っこの部分が大事、勇気を出してみようと思った。周りに流されず、間違ったことを「間違っているよ」と言えるようになりたい。

◆これまで、東電、国、原発なんて嫌いだと思っていた。今は「ただ批判するだけでは”ただの遊び=何の解決にもならない”。」と考えている。どういう考えを根拠に自分の意見を創るのかを考えたい。