2015年10月17日 わかりやすいPJ in 灘「灘校東北企画の皆さんと企画を練ってきた「土曜講座+東北企画イベント」

1秋晴れの土曜日の灘に参上。気仙沼と福島に合宿を重ねてきた灘校東北企画の皆さんと企画を練ってきた「土曜講座+東北企画イベント」の濃い一日。
まずは午前の2限(90分)の一コマ。たくさんの魅力的な講座から「原発事故を通して見える『今』、考える『未来』 」と題する試行錯誤に参加してくれた灘生は24名。原発事故が問いかけるモノについていろんな角度から一緒に考えました。ちょうどお昼になったころに、東京からお茶の水女子大附属高ボランティア部9名の登場。お昼ご飯のお弁当でアッという間に打ち解けたところで、午後の部スタート。
まずは両校それぞれの濃い活動共有。その後国会事故調報告要約版を読んで、考えたこと感じたことの対話を展開。話題は広く・議論は深く展開してあっという間に3時間。両校活動の今後のコラボを模索しつつ、最後にみんなで記念撮影。
午前からご参加くださった灘生の方はフルフル約6時間の長丁場。灘校の先生方、御参加下さった両校生徒の皆さんと企画運営にご尽力くださった灘校東北企画の皆さんに心からの感謝です。今後のいろんな展開への期待ワクワク!

わかりやすいプロジェクトは地味にしつこく匍匐前進です!

以下頂戴した感想(土曜講座)の一部です。

★根底にある問題を意図的に見過ごさず、自分でしっかりと判断して自分や世界を客観視していきたい。
★これからの未来を担う私たちの世代に求められていること、いまの社会に欠如していることが理解できた。
★社会の流れに逆らって自分の意思で行動するのは非常に大切だが、それを実行するのはとても勇気がいるし自分にもできるかわからない。でも小さなことの積み重ねでなんとかいけるかもしれないと思えた。
★まずは自分を変えるところから始めなければならないことにとても考えさせられました。
★価値観を突き動かされるような衝撃を覚えた。既成の価値観に乗っかって疑うことなく決められたレールに沿うことに固執しているのかも、と気づかされました。
★自分も鳥籠の中にいるのかもしれないという考え、思考停止しているかもという問題提起には目からうろこが落ちる想いだった。
★リベラルアーツって最近よく言われるが実際にどういうものなのかが分かった気がします。
★ものの考え方を変えたほうがいいのかもしれない。自分を見直してみようと思います。