170610 灘中学校・高等学校2017年度土曜講座

昨年に引き続き灘中学校・高等学校(神戸市)2017年度土曜講座に参上しました。今回の参加は30名ほど。生徒の皆さんのほか先生、教育実習生の方もご参加を賜りました。「進撃の巨人」の世界観から出発して、国会事故調を取り巻く状況について漫談。皆さん熱心にお聞きいただき、貴重な感想もいただくことができました。今後の糧にしてまいります。以下いくつかご紹介します。

  • このような授業という形で問題提起しても、オリジナルの意見を持つ奴なんてほぼいない。空気を読んで流されるだけでは。「集団志向はよくない」と言われても説得力がない。ほかの方法を考えるべきだ。
  • 国会事故調提言の状況について具体的に指摘することが重要で、抽象的な問題提起や結論だけの提示ではインパクト不足。論拠を具体的に明示することが必要。事故調資料を初めて確認する機会となった。
  • 「自由に意見を言える空気」と「意見を持ち、言える人間」の両方が必要だ。
  • わかりやすく面白い講義だった。現状の深刻さ、解決する際に最も忘れられやすく大切な要素に気づき、考えることができました。実の詰まった90分でした。
  • 今まで「対話」と銘打たれた授業を受けたことが何回かありましたが、これほどゆっくり深く考えたことはありませんでした。今日の内容を自分の中で整理して周りの人に伝えることができればと思います。生き方や価値観に基づく経験から学んだ定点をありがとうございました。ぜひ日本各地で広めていただきたいと思います。
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