181107 田園調布雙葉学園高校にお邪魔しました

名門「田園調布雙葉学園高校」。「情報」の2コマをお借りして生徒さんと先生とご一緒に社会のシステムを垣間見る場の共創に取り組む機会を頂戴しました。まずは「進撃の巨人」第一話から、「壁の世界」を形成する人々の「社会参画」の態様を体感⇒内省。そのうえで同じ視座から現実の社会を眺めてみます。最初はポツポツ。そのうちたくさんの「言葉」が紡ぎ出されました。貴重な機会に心からの御礼を申し上げます。地味にしつこい匍匐前進の一コマ。
以下いだたいた感想です。

  • 「平和に過ごす私にとって、【進撃の巨人】をみていても、自分とは違う存在としてしかみていませんでした。それは私自身が思考停止をしていてたことを気づかされた時間でした。自分の目の前にある得をとるのか、根本を考え解決できるのか、自分で決めていかないといけないと思います。私は今回のお話を伺って、自分がどれだけ巨人に食べられる選択をしてきたと目が覚めた感じがします。根本を変える努力を続けられる人になります。」
  • とても興味深い授業でした。このような事実を知らないことがすでに【見ないふり】をしていることの一つであることが恐怖だなと思いました。社会に出ると黒を白とするのが当たり前である。この事実は今の私たちには身近でないがゆえに他人事のように感じがちですが、自分の考えを貫ける大人でありたいと思います」
  • 「普段自分が過ごしている環境から離れることが怖くなっているのでいろんなことに自らかかわっていくことで興味の幅を増やしていきたいし、人と違う考え方を持つことを恐れないことを大切にしたいと思いました。」
  • 「自分がまずは変わらなければいけない。」
  • 「イノベーションがいいという視点から考えたときに個人の「変えたい」という気もちを歓迎しない環境もまた問題だと感じました。その一歩が自分を変えること、自分が変化を起こすことだとはおもいましたが、またそれもループでそういう姿勢を支援できるようなことがないとなかなか難しいと思いました。みんなが短期的な安定のみならず長期的な安定を求めていけたらいいです。」
  • 「とても勉強になった。何かを新たに創造するということは、物体的であろうとなかろうとそこには念が存在していることが確認できた。楽しかったです。」

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