210602 田園調布雙葉学園高校参上記。

210602 田園調布雙葉学園高校参上記。
昨年に続き「情報」の授業に参上させていただきました。参加生徒の皆さんは20名ほど。2コマの連続授業時間を頂戴し、国会事故調報告を出発点に世代を超えて社会のシステムを考えあう時間。真摯に取り組む皆様からたくさんの学びを頂戴しました。新たな改善点も発見した午前。貴重な機会をありがとうございます。
地味にしつこい匍匐前進の一コマ。

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【頂戴した感想の一部です】

  • 自分が変わることが日本が変わるための第一歩になるんだ
  • 疑問を持って終わりにするのではなく、実際に世の中を変えていく力を持つ大人になりたい
  • 大人の人たちが決めたことに対して反論できないまま時の流され思った考えを伝えられない日本の世の中を変えていかなければ見えているけれど見ないふりをしてしまい何も変わらず海外との思考の差が広がっていく
  • 福島と首都圏の高校生による提案にあった、自分たち子どもが変わる姿を大人に見せる、という言葉がとても印象的でした。
  • 最後に「自分たちが変われば日本も変わるから自分を変えていこう」というようなことをおっしゃっていましたが、正直「自分一人が変わっても日本は変わらないだろう」と思いました。確かに、立場によっていえることが制限されたり盲目的になってしまうのは間違っていると思いますが、人は損得で生きるものであり、日本は上下関係が強いため弱い立場の人が意識を変えても効果はゼロに等しいです。今の状況を変えるには、リーダーたちを一新して新しい組織を作らないと難しいのではないかと思いました。
  • それぞれの立場を演じた授業が面白かったです。実際、自分がこの世界にいたらというリアルな目線で考えることができました。
  • 思い込みや、外側からの圧力というのは、人間にとって非常に影響が大きく、思考停止にもつながってしまうという怖さがあるということを感じました。また、その背景には、発言をしたくてもできないという理不尽さから逃げる、のではなく、そもそもその理不尽さを感じないようにするために根本的に自分の意見というものをなくして、空気に合わせようとしてしまうという原因があると思った。