2015年9月18日 福島高校ガチリン season2 第二回開催

19月18日 福島高校ガチリン season2 第二回。前期試験終了日の金曜の午後、お譲りいただいた図書館会場には20名弱参加。
わかりやすいPJメンバー(二年生)の運営/ファシリテーションでLETS GO!
前回7月の第一回ではイントロ部分でのQ&Aから話がどんどん展開して「輪読」まで届かなかったので、第二回は仕切り直し。国会事故調報告第五章に取り組みました。
開始直後いきなり読み込みタイム。会場には張りつめる緊張感。一時間はあっという間。少し伸びをしたりして気分転換したところでみんなで集まってシェア開始。

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読み込みで感じたこと考えたことをメモした付箋を駆使しつつ展開する対話の渦。「主観と客観との境界」の深奥にまで至る濃厚な時間。
取材いただいた記者さんから「気持ちがよくなるような見事な展開で、感服しました。」とのお言葉をいただきました。

ガチリンはこれからも続きます。

 

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以下参加メンバーの感想の一部です。

・主観と客観について「客観的という言葉はとても曖昧で、それだけでは本質的なことには至れない。そんな視点から社会を見ればよいのか考えたい。
・人間の考えは客観的な視点が大事と考えていたが、客観的な視点は主観的な視点を孕んでいると気付いた。この気付きを大切にさらに成長したい。
・とても有意義な時間でディスカッションがとても楽しかったです。
・思考について客観的な視点が一番大事と考えていたが客観は主観の延長線上にある。考えることは主観的にならざるを得ないということを踏まえて「考える」。
・主観は他人の主観を評価する自分の価値観だと考えていたが、その区別が分からなくなった。他人の考え(主観)を尊重しつつ、自分の考え(主観)を考えるようにしたい。
・事故の責任について責任者を選んだ責任は自分たちにもあり、一人一人が「自分事」として考えるためには何をすべきか考えてゆきたい。
・考えないのはきっかけがないからと思っていたが、考える「種」を発芽させないからだ。
・「しかたない」を乗り越えられたら世界征服ができる。いつか「しかたない」のもやもやを解消したい。
・取材していて、気持ちがよくなるような見事な展開で、感服しました。