2016年7月4日 福島県立福島高等学校においてSSH「発想法講座」及び「リベラルゼミ・ダイアローグ」が開催

梅雨明けを思わせる7月4日。福島高校において、生徒、先生、保護者、取材の皆様と考える場を共有する機会に黒川清先生と石橋が参加しました。

第一部は体育館。全校生徒の皆さん(約900名)が集結。「自由な意見の交換」のウォーミングアップは軽く直近の講演会で感じたことを共有します。

前半は黒川先生から「若い君たちに伝えたいこと」と題したお話し。黒川先生も白熱してます。

後半は「プロレス形式」、学校講演での新しい取組です。生徒の皆さんが座る「平場」中央に「リング」を設定、対戦参加は生徒の皆さんほか保護者の方も。MC石橋で黒川先生とのの格闘のゴング。黒川先生の近著「規制の虜」や前半のお話から考えたことを武器に巨人に向かって厳しいタックルの連続。巨人も立ち上がって熱い対話が行われます。一回りもしないうちに二時間が過ぎ、延長戦は「掃除」のあとの第二部へ。

第二部は会場を変えて同窓会館「梅苑会館」。さらに深い対話希望の参戦は約30人。先生方、福高OG大学生、保護者の方、いつもお世話になっている「ふくしま学びのネットワーク」の前川先生もおられます。。題して「THE STUDENTS STRIKE BACK 福高生の逆襲」(^^)。ガチリンベテランの3年生をMCに対戦開始。

・未知に向き合うのに適した社会構造とは?
・「日本的美意識」を踏まえたうえで、さらにその向こう側にいくために「個人」は何をするか?その際の覚悟とは?
・とことん自分と向き合う勇気、自律、縦に加えて横のつながりが包含する可能性とそこに至る手段とは?「対話」の有効性如何?

たくさんの言葉が渦巻き、熱い思考&対話バトルの2時間半はあっという間。収束後はそれぞれ自分の「規制の虜」に黒川先生のサインタイム。中には国会事故調報告書にサインしてもらってる人も。

総計5時間強。企画をしてくださった福島高校の先生方・生徒の皆さん、「世代を超えて考える『場』の共創」に参画してくださった生徒、保護者などの皆様。深く感謝いたします。

地味にしつこい匍匐前進の熱い一コマ。

「黒川清先生@福島県立福島高等学校。第一部前半は黒川先生ご講演「若い君たちに伝えたいこと」。」
「体育館に集結したのは900名強の全校生徒の皆さん。壮観です。」
「颯爽とお話し開始です。」

20170707 福島民友15面掲載

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20160710 福島民報11面

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