2016年8月28日 「忘れない」の先へ ~超世代学びあいワークショップ~(内閣府主催・第一回防災推進国民大会)

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第一回防災推進国民大会(http://bosai-kokutai.jp/)。
日本赤十字社・わかりやすいプロジェクトのコラボがお送りする超世代学び合い
ワークショップ「『忘れない』の先へ」@東大本郷キャンパス理学部一号館。迷路のような最深部会場にもかかわらず。40人ほど参加で熱い対話が行われました。前半は「とある都内の喫茶店の光景」。東日本大震災福島事故で最大級の避難所となった「ビッグパレット」の運営に携わり、熊本地震でも支援活動に取り組む「マスター」天野和彦先生に、首都圏大学生(首都圏出身・福島市出身)と熊本の大学生が「防災」について話しているという設定。日赤の皆さんによる「創業」支援のご尽力は「内装」にも滲みます。対話の中で出てくるのは「防災」という言葉の射程でした。避難生活の中で大きな意味を持つ「地域力」。働き方や社会の変化を背景に高い発生確率を以て語られる都市型大規模災害では必要となりそうな力とは何か?「その場コミュニティ」形成に参画する力。その裏打ちとしての自分を起爆させる力。「防災」という言葉の持つ新しい意味についてキーワードがあふれました。

後半は前半を受けて、ご参加の皆さんとの学び合いです。まず「その場コミュニティ」形成力を自分が発揮するシーンを想定したときに心の中に去来する様々なハードルや躊躇をリストアップ。グループで共有しました。あっというまに皆さん立ち上がって熱い対話がめぐります。

グラフィックファシリテーション手法を用いてコンサルティングを手掛けられている百野さんによるダイアログプロセスの「見える化」も目から鱗。

グループでの対話の内容を共有したあと、それぞれが「今」から「なにをするのか」自分宣言を書き出します。

模造紙に自分宣言に貼りつけてみんなで記念写真。

振り返りシートにも「新しい気付きを得た」「この人はどんな人だろうという興味を持つことから始める。」「その場コミュニティを作る力の養成は必ずできる」「仲間がたくさんいることが分かった」等力強い言葉多々。

ご参集くださった皆様、「場」を頂戴した事務局の方、コラボの機会を賜り様々にご支援をいただいた日赤の皆様、天野先生、百野様、熊本から参加・いきなりチラシ配りや会場設営に飛び込み、第一部でも貴重なお話をしてくださった熊本青年赤十字奉仕団の大学生の二人・わかりやすいプロジェクトのメンバー。ありがとうございました。おつかれさまでした。

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