190424 田園調布雙葉高校「情報社会学」に参上しました。

お邪魔するのは昨秋に続いて二度目。「情報社会学」の2コマをいただき、15人の三年生の皆さんと、「進撃の巨人」の世界でどう生きるかを出発点に社会のシステムについて考えあう「場」の共創。貴重な機会を賜わり感涙。以下、頂戴した感想抜粋です。ありがとうございます。

———————–

  • “自分じゃない、今じゃない・・・”そうして考えてきていることに気が付き、恐怖を覚えました。具体的な行動にうつさないのは面倒だから?自分に関係がないと思ってるから?「今後物事を見る目が変わりました。」・ではなく「今すぐ調べて問題を見出して行動するべき」なのに。「ああ、できる人間になりたい・」だとたぶん一生変われないんだろうなと思いました。いや「思いました・・」じゃなくて「なるためにこうします。こうします!いまもうしてます!・・・なんでしょうね。」とにかく、この状況というか自分に気が付けたことをすごくうれしく思います・・
  • 楽しく、わかりやすく学ぶことができました。東京には近いうちに必ず震災が来るといわれていますが、何をしているかといわれると何もしていなく、これから何か行動を起こそうとも思っていませんでした。まわりに流されて生活するだけでなく、自分から行動できるようになりたいです。
  • 自分の無知をしり、無意識に思考を停止し、知ろうとしなかった自分に気が付くことができました。今後、そんなことが自分の中で内容に気を付けたいし、世の中の情報や他人の言ったことを鵜呑みにせず、自分で考えていきたいです。
  • 今の社会で自分の考えを貫くというのはとても大変なことだと思います。まわりの空気を読んで生活するというのは自分の生活を保障するというこということで、私自身も安寧な暮らしを望んでいるので空気を読んで生活をしています。今のこの現状で自分の考えを伝えるという行為をするのは恐らく相当な勇気が必要だと思います。しかし、自分の中にある意見や考えをないがしろにするのではなく、なにかしらの形で伝えることができれば何かが変わるかもしれません。これから社会人となっていくうえで、自身の意見をなにかしらの形で伝えていければと思います。
  • これまでよく考えれみればおかしいことはあるし、変えなくてはいけないこともあるのに、面倒で考えてないし、変えなくていいと思っている部分もありました。これからは、自分の周りの状況に疑問を持つことから始めていきたいと思いました。
  • 私たちも学校の授業の一環で色々な話し合いなどをして、とりあえずの雰囲気で答えを出したりしますが、そのような思考停止がいつかこのような事態を招くことを身近に感じ、これではいけないと思いました。またこの感覚も数日すれば流されていってしまうのだと思います。せめて毎日のアップデートと思考し続けることを大切にしたいと思います。
  • 自分が今までいかに安易な発想で過ごしていたのかを痛感できました。他人の意見に流されやすかったり、校内選挙でしっかり何かを伝えている子よりも人気のあるこの方を選んでしまったりすることがが学生時代には多くあると思います。自分の意思やメッセージを主張する気持ちを大切にすることでさまざまな面がポジティブに変化していくんだということを知ったので、自分が気になったことをいい形で積極的に発信できる人間になりたいです。生き方が変わったように思います!
  • 自分がいろんな立場の視点から物事を自分で考えることの大切さを改めて感じるきっかけとなりました。私は、上の人に対して言われたことに否定もできないし、反論もせずに言われるがままに動くことが多いと感じます。それは、そのあとのことを考えたとき自分一人で責任を負うのが怖いと思うのと、ほかにもやってくれてる人がいるだろうと考えてしまっているからだということを痛感しました。
  • 自分の意思を持ってるか、意見を言い合える環境作りをできるかがこれからの社会に必要だということ、そして何より自分がこれからの社会を生きる一人として生きていくこと自分自身に問い続けることを大切にしたいと思いました。
  • 病気も災害も似ていて、発生や発症後の対策をたてるだけでなく、こうなるだろうと予想できていたならば、発生前に何かしらの対策は立てるべきだと感じました。まだ大丈夫だろうという思い後回しにする人間の習性がここまで大きい事件にも繋がってしまうのかと思うとすごく怖くなりました。
  • 自分がいかに日常の生活で思考を止めて動いているかがわかりました。大変な事態が起きてからでないと制度を見なおさない、以前の形態を改めなおさない、など私たちの日常の根底に流れる考えをこれから変えていかなければならないと思いました。自分をあてはめて考えたことで、違う立場であったら、違う思考を持っていたら見える世界も考え方も全く異なるものになるのだと実感しました。起きて初めて見直し考え直す、この時点で間違いであり、その前の体制に疑問を持ち「知る」体制を作らなければならないとも思いました。といっても自分がいきなり何を行動に移せるのか今のままでは考えが至らないので、今後も考えてく必要があると感じました。
  • 見えない圧はドラマの中だけの話だと思っていたので実際の社会もこのようなものだということにびっくりしました。今の自分ならおかしいと思うことにはしっかりとおかしいといえる人になりたいと思いますが、社会にでたら自分も見えない圧に流されてしまうのかなと感じました。けれど、ただ黙って機械のように従うのではなく、自らで考えることを怠らないようにしたいです。
  • 今回のお話を聞いて、今まで知る機会が「無かった」のではなく「知ろうとしてこなかった」という表現のほうがしっくりくると思いました。何かの問題について知る機会が無いと思うのではなく、出会えるように自分から探していきたいと思いました。
  • 自分には関係ない。今はまだ大丈夫。と思ってしまうことは少なくない。これから新しい環境、厳しい世界入っていく上で、多くのバイアスや固定観念が存在する中でも、周りに流されず、自分ができることをよく考え、実行していくことがどれだけ重要かがわかりました。多方面から物事を見て多くの疑問を持っていたいと思いました。

DSC_1686

教室

DSC_1692

DSC_1690

DSC_1689